大学で教壇に立ちました❗


ETJ Kansai Expo


 ETJ というのは English Teachers in Japan の略で、日本で英語を教えている日本人や外国人を含む英語の先生たちの団体です。無料でだれでも会員になれることから、会員数はものすごい数です。通常は一般の英語講師から、中学・高校教諭、大学教授など様々な人が参加しています。


 その ETJ は毎年、全国の主要都市で Expo を開催し、会員が執筆した本の出展や様々な英語講師のプレゼンテーションを聞くことができます。


 去年に続き、今年も関西学院大学で行われました。

鼻メガネで茶化して見えるので、

だいぶ真面目な表情で頑張ってみました(笑)

(最近めっちゃ太りました…)


 Buddy Sato(おっちゃんぬ)は昨年に続き今年もETJの代表 David Paul 氏から「プレゼンしないか?」とお声がけいただき、 Teaching Pronunciation to Japanese Students「日本人への英語発音教授法」という講座名で、上記のような先生方に知識と経験をシェアしてきました。

 参加される方々の国籍は様々ですので、もちろん使用言語は英語。すべての内容を英語でやり取りします。Buddy のプレゼンには、少なくとも日本、フィリピン、アメリカ、オーストラリア人の先生方がいらしたと思います。




すごい緊張感❗


 普段は他の英語講師の方々と教授法について突っ込んだやり取りを直接することはほとんどないのですごく新鮮でした。しかし聞きに来てくださった方々は大学教授や、そもそもこのようなプレゼンを聞きに来る研究熱心な英語講師などの知識人です。テキトウなことは一切言えませんし、こちらが準備できていない分野の知識を持って質問もされます。


 参加された方々のほとんどが気さくで冗談が通じるのですが、それでも「間違ったこと」や「いい加減なこと」を言うとすぐにバレるので印象もよくありません。さらに、プレゼンをするからにはこちらとしても皆を驚かせたい(笑)ので必死です。


 まずはこの動画を披露❗


 すると Wow! という歓声が響きました❗



 そこでつかみはオッケー❗な状態になり、声帯の動きの話や様々なことを紹介し、参加者の方々から意見などをいただいたりもしながら、和やかムードでプレゼンを終了することができました。


 ネタバレするので内容は明かしません(笑)が参加者の中には知識人もいるので、普段の発音セミナーで話すことよりももっと言語学、音声学的にアカデミックに突っ込んで話したり議論したりもしました。(ってほどでもないかな❓でもちょっとカッコつけさせてくださいね❗)


 そして参加者の何人かからはお礼のメールもいただき、大成功❗と言って良さそうです❗

メールの抜粋をひとつご紹介します。



 It was good talking with you on Sunday, thank you for the presentation! I really appreciate it when presenters hit the nail on the head like you did. So many students don't think about breathing at all, and as you are well aware, it can make a huge difference.


(訳)

 日曜日は話せて良かったです。プレゼンをしてくれてありがとう!

 あなたのように、プレゼンターが核心を突いてくれると本当にありがたいです。

 本当に多くの生徒は呼吸のことを考えないし、あなたがよくお分かりのように、それが大きな違いを生みますね。




 この方は発音のことをいろいろご存知だったのですが、Buddy が言う内容は聞いたことがなかったとのことでした。ただ「呼吸」という話だけではなく、そこに含まれるものも色々と話したので喜んでいただけたようです。




 ところで、この記事の読者の多くは大人の方々だと思いますが、もし10代の若者もいたらぜひ知っていただきたいことがあります❗


 このプレゼンをした Buddy は大学1年生のときに家庭の事情で退学し、その後の英語の勉強は自力です。留学もしたくてもできませんでした。英文法、英単語、発音など、本などを使って自分で学び、それを確認するためにネイティヴに確認を何度もするなどして、知識と実践を常に結びつけてきました。ネイティヴに質問できるような環境も自力で作っていきました。何事も、本気でやろうとするとできてしまうものです❗


 当時はインターネットも大して普及していなかったので、今のように楽に知識が手に入りません。それでも、このネット時代に学んでいる人たちに教えられる程度に知識と経験を得ることができました。


 学歴で言うと底辺かもしれません。1年生のときの1月で退学したので1年も通っていません。しかし人は学歴で決まりません。何をやってきたのか、そして何ができるようになっているのか。それが重要です。


 人を認めさせようとしなくても、自分がしっかりとしたことをやっていると、人はあなたを自然と認め始めます。


 Buddy の生徒の中にもすごく悩んでいる大学生がいて、なかなか這い上がれずにもがいている人がいます。しかしその人もつい先日、今までコツコツとやり続けた努力を認められて、アルバイトで今までやったことがないポジションを経験させてもらえることになりました。


 その人もあきらめずにずっと努力しています。そして「誰かがちゃんと認めてくれている。そしてチャンスが手に入る」と分かったいま、努力をやめる理由がないことを、知識としてではなく心の底から感じていると思います。


 もしいろんな苦しみを耐えている人がいたら、この話を絶対に忘れないで下さいね❗


 なんか堅苦しい内容になってしまいましたが、、、


 次のブログでお会いしましょう❗







Buddy's English College

英語発音・英文法の指導を最も得意とする Buddy Sato(おっちゃんぬ)が運営する英語スクールです。

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