英検1級の対策なんていらない?
なんと衝撃的なタイトルでしょう!!!
みなさんはこれまでに、「英検1級の対策なんて不要」と聞いたことがありますか?
ただしタイトルには「?」がついています。この意味を含めて以下をお読みになっていただければと思います!
もちろん、英検1級レベルの試験を受ける実力がある方がメインターゲットにはなりますが、それ以外の方も絶対に意識すべき点がありますので、ぜひ読んでください。
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❓ 英検1級に対策が必要ない ❓
先日、上記の「英語の達人EXPO」を主催する英会話アカデミー CLOVER の代表、常田暁さんと打ち合わせをしていたときのことです。
おっちゃんぬ:英検1級の対策ってしました?
常田さん :してないですね。
おっちゃんぬ:僕もなんです。もちろん単語と熟語はしましたけど、
それ以外には何もやってないんです。
しかし、この話にはもちろん前提があります。その前提を以下に POINT として挙げながらすすめていきますので、しっかりおさえてくださいね!
常田さんはなんと、日本で3人目にTOEFL ibt で満点を取った方なんです!TOEICではないですよ? あのTOEFLです!なので常田さんについては、そこまでの学習がすべて英検に活きたわけですね。
✅ POINT 1
受験する資格のためだけの勉強はしなくても、他の試験対策で英語力が上がっていけば対応できる。
ここで、上記の会話では話題に挙げなかったおっちゃんぬについては、一体どうして単語と熟語の勉強だけで合格してしまったのでしょうか。常田さんとかぶる部分もあるのですが、以下のようなことです。
✅ POINT 2
日本語でも英語でも、普段からニュースを見たり読んだりしていた。
英検1級の、特に二次試験を受験する際にはただ英語力が高いだけではダメです。
日頃からいろんなジャンルのニュースに触れ、知識としていろんなことを蓄積する必要があります。
そして、蓄積していったバラバラのジャンルのニュースが、頭の中でひとつの現象として結びつくことなどがあります。
このようなことを繰り返していくうちに、ひとつのテーマに絞られた内容でも、他のテーマと結びつけながら話を組み立てられるようになり、例え話や話の転換がうまくなっていきます。
✅ POINT 3
英語ネイティヴとたくさん会話をしていた。
彼らの話し方は日本人とは違い、論理構成がしっかりしている場合が多いので、スピーチの練習にもなる。(普段話している話題にもよる)
おっちゃんぬは英会話学校や海外留学をするようなお金を持っていませんでした。そのため、ありとあらゆる手段で無料で英語を使うチャンスを探し、実行していました。また会話とつながる他のこともあります。
高校時代
🔸 嫌がられる恐怖を感じながら、毎日 ALT に話に行った。(「毎日」です)
🔸 街に出て、見つけた外国人にどんどん話していった。しかしただ話すだけではネタがないので、道案内ができるように下調べしたり、道案内の表現を覚えるなどの工夫もした。
大学時代
(1年生の4月から1月まで約9ヶ月在籍)
🔸 大学にいる留学生と真っ先に友達となるべく、率先して交流していった。
🔸 英字新聞を購読し、社会派の留学生とも会話ができるように努力した。留学生には、日本人よりも政治や経済に関心を持っている学生が多いため。
🔸 英語が必要なアルバイトをした。おっちゃんぬはブリティッシュ・パブでバイトし、様々な酔っぱらいの外国人と政治、社会、文化、ナンパw などの話をした。
大学中退後
上記のパブでしばらく働きつづけ、当時できたガールフレンド(現在は奥様の Miss Read)と生活を共にするようになる。(しかし家では関西弁!)
その後、英検1級を受験し、合格して優良賞も受賞する。
✅ POINT 4
話すときの論理構成を意識する。
これは POINT3 を受けてです。
「日本人の話し方はあっちこっちに話題が飛んで、何がテーマなのか見えなくなってくる」こんな意見を英語のネイティヴからなんども聞いたことがあります。特に何かについて議論しているときによく起こります。
英語のエッセイ・ライティングを学ばれた方もいらっしゃるかもしれませんが、それを意識することが非常に重要です。
話しているときでも、まずテーマがあり、自分の意見があり、その理由があり、その理由が比較的間違いでないことを示してくれる例があり、だから自分の意見がきちんとしていると相手にハッキリと分かってもらうことができる。
このようなことを意識して話す癖がついていると、まごつきながらでも構成がきちんとした話し方ができるようになります。また、これを文字にすればエッセイとなり、英検のライティングや面接に直結するスキルとなります。
このようなことがあるため、日本語でも英語でも、いくら話が流暢にできても、聞いている側にはピンとこない場合があります。特に思いつきや、一見まともなことを言っているようにドンドンと話を展開していく人は、実はこういうことができていない場合が多いです。
なぜなら、それほどパッパと話そうと思うと、妥当性を示す例を上げる余裕がない上、あってもあまり検証せず、自分が勝手に信じている理屈に合わせて話してしまうからです。こういうことが理由で、聞き手にはピンと来ないことがあります。
ここまでいろいろ書きましたが、まとめみると、
✅ ひとつの資格試験勉強は、他の資格試験にも十分に役立つ
✅ 普段からの何気ない情報収集が自分の知識の幅を広げ、結果的に英検1級の準備になっている
✅ 英語でたくさん話す
✅ ただ話すのではなく、論理構成を意識して話すようにする
このようなことが言えます。
これができれば、対策本を買って、試験傾向に合わせた問題の解き方を意識するような必要はまったくありません。それは英語力を上げるという活動からはほど遠い、試験力の養成に他なりません。そんなことに時間を割くのなら、純粋に国語力、英語力を上げる努力をしてはどうでしょうか。
では、次のブログでお会いしましょう!
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