ネイティヴはテクニックで発音してない❗
みなさんこんにちは❗
僕には、音声学の著書をお持ちの大学教授も驚いた独自の
英語発音矯正メソッド「文発音」
があることはご存知の方も多いと思います。これは
正しい発音で「流暢に話す」ことを目的
としたメソッドで、多くの人が必要なのはこれだと確信していますし、受講生の発音は必ず向上します。これまで多くの方にお喜びいただきました❗
しかし今回はみなさんに分かっていただいいてるようで分かっていただけていないこと、「文発音」を学ぶと
一般的に
個別の重要発音ポイントやテクニック
として学ぶことの多くが
自然にできてしまう
ことをもう少し理解していただければと思いました。
そこでこの文発音が
「どのように生まれたのか」
そして
「どのような効果があるのか」
をもう少しだけ説明しようと思います。あまり詳細を書くと読むのが大変なので、ざっくり目に書いてあります。
このお話は次のように進みます〜
1. 原点
2. 研究
3. 発展と体系化
1. 原点
僕には発音を教えてくれるちゃんとした先生はこれまで一度もいませんでした。「文発音」の出発点はリスニングについての自分の気付きなんです。
中学生のころに映画で聞いた英語と,学校のカセットテープで聞いた英語のあまりのスピードの違いに驚き「一体どうすればこんなに早く話しているのを聞けるようになるのか」と疑問に思ったのが最初です。
ここで重要なのは
「早口で話しているのを聞けるようになる」
です。つまりこの時点ですでに、個々の文字や単語の発音という発想ではなく「話しているときの流れ」に着目して発音を捉えていたんですね。長文読解のときでも、いくつか分からない単語があっても読み進めますよね。そのような考えです。
2. 研究
この研究は誰からも教わっていない完全に独自のものです。中学2年生ごろから20歳ごろまで、早口の英語を聞けるようにするにはどうすれば良いのか、またどう真似をすればよいかを必死に考え、英語を聞きまくり音読しまくりました。この時点で実際に発音することに興味を持ち始めたんです。
その中で見つけたのは、ざっくり言うと次のようなものです。
A. 日本語と比べると英語は非常に滑らかに聞こえる
B. 声の強弱が日本語よりも大げさ
C. 日本語と比べてちゃんと発音していなくてボソボソ聞こえることが多い
D. スクリプトと比べてみると明らかにちゃんと言っていない文字がある
E. 大きく息を吸う音が聞こえることがよくある
F. 一息で一気にたくさんのことを言っている
G. 声の質そのものが日本語と違う
細かいことは別として、英語を聞いていて気になったのは上記のようなことです。つまり、
自分が英語を話すときにはこのようにすれば良い
ということですよね❗
3. 発展と体系化
発見したのは上記の7項目だけではありませんが、すべて「なぜ?」と「どうすれば真似できる?」を自分の声を録音したり、それが分かるような記述がある本を探したりして勉強しました。その中でさらに細かいことも学びつつ
発見した項目が密接に関連していて相互に影響し合っている
ことに気付いたんです。例えば B があるから D がある、F があるから A がある、G があるから B がある、E があるから A がある、のようなことです。
そしてこれらが上手にでき始めるようになると、
フォニックスを学んだ際に上手に発音できる
リンキングをしっかり学ばなくてもできるようになる
リダクションを考えないでも自然にするようになる
フラップ T や ストップ T などが学ばなくても自然にできることがある
など、一般的に
発音の超重要なポイントとして個別に学ばれるテクニックのようなものが自然とできるようになる
のです❗
以前セミナーにご参加くださった
大学教授が驚かれたのがまさにこのポイント
でした。
しかし❗研究した本人としては当然のことなんです。
みなさん、よく考えてください。
日本語で話しているときにテクニック使ってますか❓
この言い方ではもちろん大げさと言えるんですが、言いたいことは伝わるかと思います。
そして逆の発想をしてみましょう。
上記の発音ポイントやテクニックのようなことから先に学んで行くと
なかなか流暢に話せない
と言えます。
なぜなら、
背景となる理由があるから生まれる各発音ポイントを
背景を無視して学ぶことになる
からです。
いかがでしたでしょうか❗❓
これで「文発音」のことを今までよりもお分かりいただければ幸いです❗
そして❗ですね、この文発音を学べる
「現地開催のセミナー」
とオンラインで個別指導が受けられる
「発音矯正コース」
があります。
初級者から通訳者までご受講いただいていますので、ぜひご検討くださいませ❗上のカギカッコの部分から当該ページに行ってくださいね❗
次回のセミナーは東京の市ヶ谷で2020年10月24日(土)に開催いたします。
発音矯正コースは受講生を随時募集しています❗
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