その発音、どこのなまり?
こんちゃ❗
実は今朝、「目を閉じて話したらアメリカかカナダ、つまり北米で生まれ育った人と話しているようだ。その発音は日本人じゃない。北米のどこかというと、分からないけどもしかしたらオクラホマな感じ」とあるアメリカ人から言われたんです。
オクラホマ❓、、、アメリカに行ったことないのでサッパリ分からないけど…
そこで、今回は自分が経験した「英語のなまりの変化」について書いてみようと思います。
「北米」という曖昧な表現の理由も分かります。
けっこう変わってます。
またそれを踏まえて、学習者の皆さんにアドバイスをしようと思います。
若干長いので、アドバイスだけを見たい人は一番下の方まですっ飛ばしてください❗
⭐ おっちゃんぬ英語なまり史 ⭐
おっちゃんぬの英語のなまりの変化はけっこう変わっています。
ヘブライ語なまり → カリフォルニアなまり → オーストラリアなまり
→ ニュートラル → 「北米」なまり(今ココ)
さて、一体どうしてこうなったのでしょう❓
そして変化にかかった期間は❓
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ちょっとその前に❗
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では本題❗
1. ヘブライ語なまり(高校3年間)
おっちゃんぬが最初に英語でたくさん話す機会を得たのは高校時代、16歳のときでした。
もちろん当時は片言です。高校時代の3年かけてヘブライ語なまりになりました。
今とは違って、大阪の繁華街などにはいたるところに外国人が物を売っている露天商があり、ひょんなことから指輪などの銀製品を売っているイスラエル人と仲良くなったんです。
そのイスラエル人が話す言葉がヘブライ語だったんですが、もちろんおっちゃんぬはヘブライ語が分からなかったので、英語で会話をしていたわけです。
またその友人だけでは飽き足らず、観光で来ている外国人に道案内をするなどして、とにかく英語を使う時間を増やしていきました。
当時は学校でも毎日 ALT に会いに行って英語で話す努力もしていましたが、一番長く一緒に時間を過ごしたイスラエル人のなまりが体に染み付いたんですね。
2. カリフォルニアなまり(20〜21歳)
一浪して大学に行くと、受講した3つの英語ネイティヴの授業がすべてアメリカ人によって教えられていました。ただし、4月に入学して翌年の1月に退学したので、夏休みなどを考えると実質の学習時間はすごく短かったです。
このときにクラスメイトになった帰国子女の友人たちからは「そのヨーロッパ人が話してるような英語はどこで覚えたの❓どこに住んでたの❓」としょっちゅう聞かれました。つまりヘブライ語なまりのことです。
しかし、アルバイトをしていたブリティシュ・パブのお客さんにもアメリカ人やカナダ人が多く、数カ月の内にどんどんアメリカ英語に慣れていき、気づいた頃にはピンポイントで「カリフォルニアに住んでた❓」といろんなアメリカ人から言われるようになるほど、カリフォルニアなまりになっていました。
不思議なのは、なぜカリフォルニアなまりになったのかです。アメリカ人のお客さんはたくさんいましたがカリフォルニア人ばかりではなかったので、これは未だに分かりません。
3. オーストラリアなまり(21歳から30歳くらいまで)
このブリティッシュ・パブで働いて数ヶ月後、オーストラリア人で現在の奥様の Miss Read と出会います。出会ってから数ヶ月して同棲し始めたので、そこからさらに数ヶ月してオーストラリアなまりが移り始めました。
しかし、オーストラリアの家族からは「いつになったらそのアメリカなまりをやめるの❓」と言われたり、初めてであったほとんどの外国人からは「オーストラリアに住んでた❓」言われたりして、自分では自分の英語がよく分かりませんでした。
4. ニュートラル(30歳ころから徐々に最近まで)
奥様があまりにも日本語が上手いため、おっちゃんぬは15年くらい、日常ではほぼ英語を話さなくなります。たまにオーストラリアの家族や友達と会うときくらいです。
この15年の間に、英語の発音全般がどんどん下手になっていき(それでも初心者レベルではないです)、さらには英語で流暢に話すこともできなくなっていきました。15年のブランクはなかなか痛い。
そして話さないがゆえ、英語のなまりそのものも弱くなっていき、オーストラリアなまり多少残りつつ、どこのなまりとは言えない中間的な発音になっていきました。
5. 「北米」なまり(現在アラフォーで去年あたりから徐々に)
これが現在のおっちゃんぬのなまりです。
この1年半ほど発音セミナーを開催してきましたが、なるべく基準を需要が高いアメリカ英語においてきました。意識的にアメリカ人のように発音するようにしているうちに、徐々に変化が起こっていったんですね。
さらに、この2週間ほどはアメリカ人と話すことが非常に多いのですが、そこでさらに拍車がかかったようです。
ただし、おっちゃんぬが住んでいるのは日本。しかも基本的に英語で話す相手は自分の生徒❗(笑)
なので、アメリカ人から直接的な影響を受けているのはこの2週間のみ。
そのため、アメリカの特定の地域の人からたくさんの影響を受けたわけではないので、「北米」なまりという表現が合うなまりになったようです。
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⭐ 学習者の方へのアドバイス ⭐
ここまで読んでお分かりいただけたと思いますが、英語がある程度流暢に話せるようになっている段階では、数ヶ月あればなまりを変えられるようです。
なぜこのような話をするのかというと、昨今のオンライン英会話ブームでフィリピン人講師と話している学習者が非常に多いからです。そういった方々から「フィリピンなまりでいいのかな」というお悩み(❓)をチョコチョコ聞くようになりました。(もちろん他のなまりでも同じことです)
でも大事なのは「伝わること」ですので、まずは日本語の強いなまりを消すことに集中しましょう。
その過程でフィリピンなまりが移ってもいいんですよ。ひとつのなまりにとても慣れると、他のなまりも以前より聞けるようにもなりますし。フィリピンなまりの英語より、日本語なまりの英語のほうが問題が大きいです。(ぜひおっちゃんぬのセミナーに来て直してくださいね❗)
他のなまりにしっかりと慣れる必要が生まれたら、そのときにそれを解決すればいいだけのことです。しかもおっちゃんぬの例を見てもらったら分かるように、数ヶ月で変えられます。
みなさん、心配しないでくださいね❗
では、次のブログでまたお会いしましょう〜〜〜
あ、最後に、この記事をSNSなどでシェアしていただけたら飛び上がって喜びます❗
お願い申し上げます❗
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